日本舞踊 正派岩井流の宗家として全国の後進指導と各地で岩井会を開催している傍ら、
きもの創作家としても、美の環境に育まれ、研鑽を重ねてきたその確固たる見識で
今日のきものを創りあげています。
あくまでも美と品格を保ち、さらに着やすさを追及。
「静」だけでなく、身にまとった「動」の時こそ、その真価が問われます。
舞踊家としての感性が溢れる、至芸の舞美を極める岩井流宗家・岩井友見が創る
新しいきものの世界「友見の舞い」。
その優美で洗練された装いのうれしさを実感していただけます。
日本舞踊家として、そしてきもの創作家として「友見の舞い」の創作、
そして、女優としてテレビ・舞台に出演、また文化人として多数の講演をこなしています。
国際文化交流の親善大使として様々な国を訪問し、岩井流日本舞踊をする他、
日本各地の祭が集結する「祭座ニッポン」の総合プロデュース、
また近年では、平成21年7月1日、世界遺産 比叡山延暦寺・国宝 根本中堂で開催された
“歌と舞いによる「世界平和」を祈る夕べ”において奉納舞「祈り」を納めました。
平成22年10月には、平城遷都1300年祭 世界遺産平城宮跡東院庭園にて記念の舞いを披露しました。
1951年 | 歌舞伎俳優・十代目岩井半四郎の長女として生まれる。 |
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1954年 | 3歳で歌舞伎座にて、日本舞踊の初舞台を踏む。 |
1964年 | 岩井家の養女となり、仁科友見から岩井友見となる。 |
1967年 | 祖父・初代花柳寿太郎の「舞踊の跡を継げ」との遺言にて、本格的に舞踊の道へと進む。 |
1980年 | 父・十代目岩井半四郎創作「半四郎小紋」発表。 |
1981年 | 日本舞踊 正派岩井流・家元を襲名。歌舞伎座にて襲名公演。 |
1984年 | 岩井友見 創作きもの「友見の舞い」を発表。 |
1992年 | 岩井友見創作ジュエリー「Yumi-Iwai」発表。 10月、「納采の儀」のおり、創作きもの「友見の舞い」より雅子様に「四季の雅び」と題したきものを謹呈。岩井友見自身が小和田家にお届けに上がり、優美子夫人に手渡す。 岩井友見「外務大臣表彰を祝う会」を開催。 |
1993年 | 雅子妃謹呈以後、舞い衣をモチーフとした「友見の舞い」の商品群に、ロイヤルファッションを確立。後に、秋篠宮紀子妃にも訪問着を謹呈。 |
2002年 | きもの専門誌「美しいキモノ」平成14年新年号にて「友見の舞い」新作発表。 |
2011年 | 12月、父・十代目岩井半四郎 永眠。 |
2012年 | 4月、日本舞踊 正派岩井流・宗家を継承。 |